2017年2月28日火曜日

「保育園落ちた日本死ね」というのは正しいのでしょうか

「保育園落ちた日本死ね」というブログがちょっと前に流行りましたが、世間では肯定的な意見が多かったですね。保育園に落ちた理由は日本の行政にあるというわけです。





出生数の推移

出生数は減っていて保育所定員は増えているのに、保育所が充足数に満たないのが原因です。これは国の対策にあるのではなく、毎年増え続ける希望者数にあるのです。
では、ここで考えてみて下さい。保育園に落ちた直接の理由は何でしょう。学力テストがあるとも思えませんので、次のようなことでしょう。

・先着順で手続きが遅れた。 
・両親の収入が多かった。
・仕事をしていないが、保育園に入れたかった。
・もっと優先させるべき子供がいた。
・親と同居していない、または子供を見てもらう手配をしていない。

保育所の不足の原因は国側ではなく利用者側にあるのですが、データの調査や分析も行わずに、自分の子供が保育園に落ちた腹いせに、手あたり次第文句を書いているだけに見えます。文書全体はかなり稚拙で理にかなっていません。これで納得できた人もどうかと思います。保育園の選考方法は各自治体によって異なりますが、きちんとした選考基準が示されています。従って落ちるにはそれだけの理由があるのですが、理由は全く出て来ず、ヒステリックに理にかなわない文章を書き殴っているようにしか見えません。

ヒステリーは最近あまり使われなくなりましたが、身体的な症状を中心とした転換性障害と、精神的な症状から人格の解離が起こる「解離性障害」の2種類に分かれます。この方の場合は「解離性障害」の傾向が見られます。いわゆる「多重人格」に発展する可能性もありますので、神経内科にかかることをお勧めします。




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