いつから言われた言葉でしょうか。アダルトチルドレンって聞いて、アダルトDVDなどを考える人は、性依存症があるかも知れませんので依存症を調べてみて下さい。あるいは「変態」を調べてみましょう。でも心配しないでください。変態でも犯罪に走らない限りは、せいぜい近所の人に後ろ指をさされるぐらいで済みますから。それに多くの仲間がいます。そういった趣味のグループに入るのもいいでしょう。探せばネットの中にもあるんじゃないでしょうか。
アダルトチルドレンは、「子どもの成育に悪影響を与える親のもとで育ち、成長してもなお精神的影響を受けつづける人々」と定義されています。一見関係ないようにも見えますが、これもうつ病のすぐ近くにある病気なのです。具体的にはどのようなことが原因になるのでしょう。
・コミュニケーション不足
対話は大切ですね。どうでもいいことでも相手には大切なことかも知れません。最近は両親ともに働きに出て、子供は保育所にまかせてしまう家庭もあるようです。いろいろな事情もあるでしょうから是非は問えませんが、子供と一緒のときはコミュニケーションをとるようにしましょう。
・DV
しばくのはいかんらしい。いつのことからか学校でも生徒をしばいたら問題になるらしいんです。私はよくしばかました。
・子供の否定
完全無視のネグレクトから、「お前なんか生まれてこなければよかった」などの言葉ですね。例え夫が酒を飲んだ勢いで妊娠してしまっても、それは天が与えてくれた子供です。
・子供への期待だけ大きい
「将来は医者になりなさい」とかいうものです。親のコンプレックスもあるのでしょうが、自分の子供は自分以下の能力と思っておきましょう。過大な期待は親子ともに苦しいものです。子供の幸せは親が決めてはいけません。子供にとっては、大きなお世話なんです。
・外面がよい家庭
家では喧嘩が絶えないのに表に出ると仲良くにこにこしている家庭のことです。芸能界には多いですね。あと内弁慶と言うんですか、家では偉そうにして外では調子のいい人のことです。これらは、子供は何が正しいのか分からなくなります。
・親の代わり
たいていはそんなに問題はないんですが、子供らしい時間を過ごせなかった場合などは、妙に責任感が強くなったり、子供らしさがなかったり、ということがあります。子供は子供でなければ大人になれないんです。このような場合、頼られることが当然になるため、共依存を起こしやすくなります。
・過保護
現代っ子はとても多いです。身の回りの世話がほとんど親任せです。ちょっとクラブ活動のコーチをやってたことがありますが、服がたためない・靴をそろえない・更衣室の掃除はしない・トイレに上履きで入るなど度々注意してもできない。注意している向うでお母さんが服をたたんでいる有様です。将来が心配だから言っているのに・・・。
・親がアダルトチルドレン
親が子供に教えたように、子供は自分が親になった時に教えますから・・・。
アダルトチルドレンには次のような特徴のどれかがあります。特徴が複数の場合もあります。
・無理しても頑張るタイプ
・何でもふざけて誤魔化そうとするタイプ
・わざと問題を起こしても注目が欲しいタイプ
・誰でも慰めたがるタイプ
・自己表現のないタイプ
・やたらと世話好きなタイプ
・自分だけの世界を作るタイプ
・期待されたことを行おうとするタイプ
・やたらと怒りっぽいタイプ
・極端に人見知りするタイプ
・白黒の両極端でしかものを見ないタイプ
最近は増えているような気がします。アダルトチルドレンはどうしたら良いのでしょうか。自分の状態の理解といろいろな物の見方を知ることですが、自分だけでは難しいですから、周りの人の協力が必要ですね。よく分からない場合は、カウンセリングが良いでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿