店員がマンツーマンで付いてきたので、断りにくくなって、電動式の介護用ベッドを買いました。ベッドは義父の入っていた老人介護施設に送ってもらい、ついでに組立もお願いしたが、義父はそれからすぐに亡くなってしまいました。
なぜかそのベッドは私の家の私の部屋にありました。私は膝が悪いので布団では立ち上がりにくいと考えた妻が、私にベッドを使うようにと言ったからです。私はいやと言いにくいので、義父のベッドを使うことになりました。
最近、両肩が妙に痛いのです。接骨院へ行ってみても、原因がよくわからないらしいのです。近所に整形外科もあるのだが、接骨院より明らかに下手です。一度だけ腰痛で行ったことがあるが、行きは楽に歩いて行けたのに、帰りは這うように帰ってきたことがあります。ひどい目にあいました。だから、接骨院に行きます。頭も痛いし何かの呪いかとも思ったが、私は義父に呪われるようなことはしていません。
肩や頭が痛いので、今日は寝て過ごしたいが、呪いのベッドで寝て過ごすのか・・・。
それから数か月経ったころ、ベッドから起き上がろうとして手をついて体重をかけた途端に、「ベキョ」っと音がして、ベッドの板が壊れました。板はベッドからはずれない作りになっていたので、もうベッドは使えません。という訳で義父の呪いは完結しました。
現在は床の上にマットレスをひいて寝ています。
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