さて、数年前の初夏の頃、これから暑苦しくなってくるので、例によって散髪屋に行きました。
大抵、散髪しているときは理容師さんと世間話をしているのですが、たまに疲れているときなどはうとうとしてしまうことがあります。
「へい、らっしゃい。どのような髪型にしましょうか」
「夏だから短めにお願いします」
と言ったところまでは覚えているのですが・・・・
たぶん、前日、よく眠れなかったのだと思います。
「お客さん、終わりましたよ」
理容師の声で、はっと、気がついたとき、私の頭はスポーツ刈りになっていました。
「いや、これじゃなくて、少し短くすれば・・・」
とも言えず。
もはや遅い。切った髪の毛は戻らない。
気の弱い私?は、何も言わず、料金を払うと、とぼとぼと家路に急ぐのでした。(とぼとぼと急ぐはおかしい?)
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