ストレスって何でしょう

ストレスとよく言いますが、ストレスって何でしょう。

よく、精神的重圧とかプレッシャーとか緊張とかといった、精神にかかる良くない圧力のことと言われます。確かにそれも間違いではありませんが、物理的な「応力」のことです。そこには善悪の要素はありません。

「友達と喧嘩した」「上司に叱られた」「意地悪をされた」などは、精神的に悪いですね。また、「楽しみにしていた旅行」「好きな人と付き合うこととなった」「美味しい食事」などは、精神的に良いですね。では、本当にそうでしょうか。

「楽しみにしていた旅行は、うまくいけるだろうか」「好きな人と付き合うのに不安がある」「美味しい食事でまた太る」となればいいと思っていることは、心配事になりますね。善悪は単に都合がいいかどうかということなんです。

ストレスは悪いものでしょうか？ストレスは悪いものと教えられるので、そう信じているだけなのです。ストレスは悪いものではありません。適度なストレスがないと人間はまともに生活ができなくなってしまうのです

ストレスを感じれば、コルチゾールが分泌されるとともに、交感神経が活性化します。

これを「ストレス反応」または「ストレス状態」と言います。別の言い方をすれば、「緊張」「集中」となります。自律神経の活性化によって、心臓の動悸・血管収縮・血圧上昇・瞳孔散大・気管支拡張・呼吸促進・白血球増加などが起こります。さらにコルチゾールが増加することによって、高血糖・免疫力低下・骨や筋肉減少・記憶減退・不眠などが起こります。また、精神的には、不安・落ち込み・イライラ・怒り・気力や集中力の低下・希望のなさなどが起こります。こうなってくると、生活に影響を及ぼしたり、他人の迷惑となるので、何らかの疾患となります。

これらの症状が続くと、やがて不安障害・パニック障害・適応障害・うつ病などの名のある精神疾患を誘発します。


「ストレスをケアする」サプリ を試してみませんか？