2017年6月19日月曜日

しゃっくりの傾向と対策

そんなに身体に悪いと思えないのに、何かとしゃっくりは気になるものです。

「しゃっくりが100回出ると死ぬ」という都市伝説がありますが、知り合いに百回しゃっくりが出た人はいないのでよくわかりません。死ぬかどうかはやってみなくてはわかりませんが、多分死なないのではないかと思いつつも、絶対かと言われたら万が一あるかも知れないと思うきわどい都市伝説です。試してみるのも万が一の方に転ぶと嫌ですし、死んでからも「あいつはしゃっくり百回で死んだ」と言われるのもまたいやです。

では、しゃっくりとは何でしょう?胸とお腹の間には横隔膜という膜があります。どのぐらいの厚さの膜かはわかりませんが、一生使うものですから破れたら縫うことになります。この横隔膜が「ピクピク」するとき、口から思わず「ヒックヒック」と漏れてしまうのがしゃっくりとなるのです。

では、このしゃっくりの止め方にはどのようなものがあるのでしょうか?
いろいろな説(都市伝説?)があります。

・驚かしてもらう
・鼻の奥に何かを入れてクシャミする
・息を止めて水を飲む
・舌を強く引っ張る(抜かないように)
・10秒息を吸って息を止めて10秒息を吐く
・スプーン一杯の砂糖を喉の奥に放り込む
・人差し指を耳に入れ30秒~1分待ってれば止まる
・唾を何回も飲み込む
・うがいを長くする
・蜂蜜を飲み込む
・ぴょんぴょん飛び跳ねる
・くすぐってもらう
・腰を捻る体操を繰り返す

それでも止まらないなら、次はツボを押してみましょう。

【天突】首の根元の真ん中、鎖骨と鎖骨の間のくぼみ
【気舎】天突のツボの両脇、首の筋のすぐ横
【鳩尾】胸骨の先から指1本分下、みぞおちより少し上
【巨闕】みぞおちのすぐ下

強く押すとかえって逆効果になりますので、気をつけましょう。

それでも、まだ止まらないときは、他の病気かもしれませんので、医者にかかることをお勧めします。


クロルプロマジン(Chlorpromazine)100mg は抗精神薬ですが、しゃっくりや破傷風の痙攣を抑える効果もあります。

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