2017年4月10日月曜日

遥かな尾瀬 遠い空

40年程前のこと、尾瀬に行きました。すでにかなり有名になっていましたが、アプローチが悪く、まだ観光客が少なかった頃です。今なら、沼山峠か鳩待峠から1時間ほどで行けますが、当時は鳩待峠はタクシーでしか行かなかったし、沼山峠に至っては東京から丸一日かかる遠さでした。

私は6月の第2土曜日に、弟とバスケットの後輩との3人で車で出かけました。この時期が水芭蕉が一番きれいと聞いたからですが、雨が降る確率も高いのでどうかな?と思っていました。幸いにも尾瀬にいる間は快晴でよかったです。まず、大清水から三平峠を経て尾瀬沼まで歩きました。三平峠まではだらだらした登りが続きましたが、普段から奥多摩で鍛えていた私は、それほど疲れたわけではありませんでした。尾瀬沼の周りには水芭蕉が生えていました。弟と後輩は写真を一生懸命撮っていました。

尾瀬沼の南側を抜けて、沼尻からナデッ窪を通って燧ケ岳山頂に出ましたが、燧ケ岳の登山道は全て雪渓に隠れて判らず、時間がかかった上に体力を消耗しました。私たちのホームグラウンドの六甲山には雪渓がないからです。後輩などは及び腰でびびっていました。燧ケ岳山頂で1時間ほど昼寝して、温泉小屋へ降りましたが、これがまた悪路。温泉小屋には予定よりかなり遅くついたので、三条の滝を見に行けませんでした。その日は見晴でテントを張り、翌日は尾瀬ヶ原をちょいと見て、尾瀬沼に向かいました。段小屋坂という名前があるが、全然大したことはなく、沼尻からまた尾瀬沼の南側を通って、三平峠から大清水へと降りました。2日目は日曜日だったから大勢の人が登ってきていましたが、今の観光客に比べればわずかなものなのでしょう。

 ニッコウキスゲが咲く夏場の尾瀬もいいようで、今度はニッコウキスゲを見に行こうと思いながら、40年が経ったが、未だに行けません。生きている内に行こうと思いながら60歳になってしまいましたが。


今は、尾瀬のツアーも結構あります。そろそろ予定を立てる時期に来ていますね。
東京からツアーもあります。もうすぐ募集が始まります。尾瀬は人気があります。


その他のツアーも数多く用意しています。詳しくは下記をクリックして下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿

一括査定