2017年9月28日木曜日

性器崇拝の残る寺社仏閣

これは興味本位で書いているのではなく、人文地理の一環として書いています。

日本に限らずどこにでもあるんだが、性器崇拝ってのがある。性器に特殊な力を求め、子宝や豊作を願うのだ。男性器ばかりではない。当然女性器が主役のはずなのだが・・・。調べていくうちに、大勢の前で性交をして豊作を祝うという祭りも現れた。過去の話でもう廃止したとは思うが、行ってみたい人もいるだろう。

長建寺(京都府伏見区)
お守りがこれです。

裸石神社(兵庫県神戸市西区神出町)

飛鳥坐神社(奈良県橿原市)

おんだ祭り

明日香のマラ石

歓喜神社(和歌山県白浜町)


しかし全国レベルはこんなもんやないで~

日本には、古来より、子孫繁栄・五穀豊穣のための性器信仰が普通に存在していました。祭りを見てわかるように、ごく自然な形で未だに生活の中に取り込まれているのです。元来、性器信仰は生活に根付いたものであり、興味本位で行われていたものではありませんでした。
かつて、生活範囲が今より狭かった時代には、満月の夜に互いに若い男女が集まって、村の境の峠で会うというイベントが行われていたということも聞いています。というより真面目に人文地理を勉強していれば出合います。妊娠したら集落全体で面倒を見ていました。こうやって新しい血を入れていったと言われています。
男が無責任な気もしますが、今でも無責任な男も多いですし・・・。


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