2017年8月3日木曜日

断捨離が危険な人たち


いつの頃からか「断捨離」という言葉が市民権を得るようになりました。 断=入ってくるものをつ、捨=使ってないものをてる、離=物への執着心かられる、ということです。整理整頓ができたきれいな部屋で暮らすためには必要なことです。断捨離をされている方も多く、整理整頓の一環として行っていることでしょう。でも断捨離が行き過ぎるとかなり残念なことになります。

これを「断捨離依存症」と言いますが、物を捨てることに依存してしまう依存症の一つです。断捨離というのは、何が必要かということを見つける作業なのですが、捨てることにばかり依存してしまうのです。そうして次の様なことが起こります。

・必要なものを捨ててしまう。
後で困ってしまう。
・他人のものを捨ててしまう。
人間関係が悪化する。
・ものを減らすことに目的が変ってしまう。
捨てては買いの繰り返しになる。
・断捨離と関係ない事柄を、断捨離ができていないせい、と考える。
「恋人とうまくいかないのは、断捨離ができていないから。」
・自分の異常さに気づかず、人間関係がうまくいかなくなる。
「私は間違っていない。あなたはきちんとできない!」

これはかなり残念なことになりましたね。

このようにプロセスの抑制がきかなくなることを、プロセス依存といいます。依存症の一種で、パチンコ依存症やギャンブル依存症・買い物依存症などの仲間です。中断させると、離脱症状(禁断症状)として、不安感や不快感が出て、落ち着かなくなります。ものを捨てるというプロセスが抑制できなくなっているんですね。このまま進んでしまえば、依存性パーソナリティー障害となってしまいます。こうなってしまうと、精神科受診が最善の治療法となります。


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